タイ女子ゴルフ界が、再び世界にその強さを示した。2026年8月16日、米オレゴン州で開催された「The Standard Portland Classic」で、タイのJeeno Thitikul(ジーノ・ティティクル)が最終ラウンド「64」をマークし、LPGAツアー通算10勝目を達成した。
さらに2位タイにはArpichaya Yubol(アタヤ・ユボル)とChanettee Wannasaen(チャネッティー・ワンナーセン)が入り、タイ勢がトップ3を独占。タイ女子ゴルフの層の厚さを世界に印象づける大会となった。
タイ勢が表彰台を独占したPortland Classic
ジーノ・ティティクルは最終日を首位と2打差からスタート。8バーディー、ノーボギーの「64」という圧巻のラウンドで、通算22アンダーまでスコアを伸ばし逆転優勝を飾った。これでLPGAツアー通算10勝目。世界トップクラスの実力を改めて証明する勝利となった。
さらに注目されたのが、上位をタイ人選手が占めたことだ。Arpichaya Yubol(アタヤ・ユボル)とChanettee Wannasaen(チャネッティー・ワンナーセン)が2位タイに入り、タイ勢が1位から3位までを独占した。
Honda LPGA Thailandでも母国優勝
ジーノ・ティティクルにとって2026年は、母国タイでも特別なシーズンとなっている。
2月にパタヤのSiam Country Club Old Courseで開催された「Honda LPGA Thailand 2026」では、4日間通算24アンダーを記録。日本の岩井千怜を1打差で振り切り、母国タイで同大会初優勝を飾った。
Siam Country Club Old Courseは、Siam Golf Journalでも実際のプレー体験をもとに紹介しているコースだ。世界トップレベルの選手たちが戦う舞台でありながら、一般ゴルファーも実際にプレーできることが、このコースの大きな魅力でもある。
なぜタイ女子ゴルフはこれほど強いのか
タイ女子ゴルフの躍進は、いまや一時的なものではない。Jeeno Thitikul(ジーノ・ティティクル)を筆頭に、Ariya Jutanugarn(アリヤ・ジュタヌガーン)、Patty Tavatanakit(パティ・タバタナキット)、Arpichaya Yubol(アタヤ・ユボル)、Chanettee Wannasaen(チャネッティー・ワンナーセン)など、世界で戦える選手が次々と登場している。
特に印象的なのは、若い世代が早い段階から国際大会を経験し、LPGAツアーでも臆することなく戦っていることだ。Honda LPGA Thailandの存在も、タイの若いゴルファーにとって世界トップ選手を身近に感じられる大きな舞台となっている。
今回のPortland Classicでタイ勢が上位3位を独占したことは、タイ女子ゴルフの現在の選手層の厚さを象徴する結果と言えるだろう。
世界トップを走る ジーノ・ティティクルという存在

Jeeno Thitikul(ジーノ・ティティクル)は、2003年2月20日生まれのタイ出身。すでに世界女子ゴルフを代表する存在となっている。
2022年からLPGAツアーに本格参戦し、ルーキーイヤーから活躍。2025年には世界ランキング1位に到達し、同年のRolex Player of the Yearにも輝いた。2026年のHonda LPGA Thailandでは母国初優勝を飾り、タイを代表するスターとしての存在感をさらに高めている。
その強さは一つの武器だけに頼ったものではない。ティーショットからアイアン、ショートゲーム、パッティングまで高いレベルでまとめる総合力こそ、ジーノの大きな魅力だ。
そしてSiam Golf Journalが注目したいのは、彼女が世界で勝つ選手であると同時に、「タイのゴルフ」を世界へ発信する象徴的な存在になっていることだ。
ジーノとSiam Country ClubをつなぐHonda LPGA Thailand
ジーノ・ティティクルを語るうえで、Siam Country Club Old Courseは特別な場所になった。
2026年2月に開催されたHonda LPGA Thailandで、ジーノは4日間通算24アンダーを記録。最終日は日本の岩井千怜との接戦を1打差で制し、ついに母国タイで同大会初優勝を飾った。
Honda LPGA Thailandは、世界トップクラスの女子プロがパタヤに集まるタイを代表するゴルフトーナメントだ。その舞台となるSiam Country Club Old Courseは、観戦するだけの場所ではない。一般のゴルファーも実際に予約し、世界のトッププロが戦ったコースをプレーすることができる。
Siam Golf Journalでは、このOld Courseを実際にプレーした経験をもとに、コースの特徴や雰囲気、クラブハウス、アクセスなども詳しく紹介している。
LPGAの舞台をテレビで見るだけではなく、次のタイ旅行では自分自身でそのフェアウェイに立ってみる。それも、タイでゴルフを楽しむ大きな魅力のひとつだ。
タイ女子ゴルフをSiam Golf Journalから
タイには、ジーノ・ティティクルだけでなく、世界の舞台で活躍する女子プロゴルファーが数多くいる。
LPGAツアーで戦う選手たちの活躍を追っていくと、その先にはHonda LPGA Thailandがあり、Siam Country Clubがあり、そしてタイという国の豊かなゴルフ文化が見えてくる。
Siam Golf Journalでは、これからもジーノをはじめとするタイ人選手の活躍を紹介するとともに、彼女たちが実際に戦うゴルフコースや大会、そしてタイでゴルフを楽しむための情報を現地での体験を交えながら発信していきたい。
次にタイを訪れたとき、テレビで見た選手たちが戦ったコースを自分自身でプレーしてみる――。そんなタイゴルフの楽しみ方も、Siam Golf Journalからお伝えしていく。



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